床を再塗装する

最低気温が零下になりつつあるので、年内の家のリフォームもそろそろ大詰め。
窓やドアを開けっぱなして作業ができなくなるので、これが今年最後の大きなリフォームです。
ちょうど夫が月曜、火曜と休みだったので、週末を入れて4日間みっちり予定を組んで床の再塗装することにしました。

床を研磨するときにすごいほこりが出るので、家具はもちろんのこと、本棚や食器棚の中のモノまで全部移動させるところから始まります。


上の写真はCold air returnと言って、冷たい空気を暖房のファーネスに送るための穴なんですが、ベニヤ板がべちょっと貼ってあるだけで、以前から気になっていたのです。こういった箇所が5つ(!)もあるのです…



もちろんはがしてみないことには、どうなってるのかわからないわけなんだけど、はがしてみたらこんな感じ。ベニヤ板と思っていた板も、実はもっと薄いものでパネルでした。
接着剤でベトベトにくっつけてあって、はがすのが大変だったんですが、夫が力ずくでひっぺがしました。



はがしたあとは、重さをサポートできるように2x4の木でフレームを作って、下からサポート。
私たちの家の地下はユティリティスペースで、壁や天井などがむき出しになっているので、下からアクセスすることができます。
フレームを作ったあとは、アンティークのフロアの厚みに足りない部分をベニヤ板で補ってから、フロア板をうちのフロア板の幅と合うようにカットし(家は1920年代に建てられたもので、こんなに幅が細い板はもう買うことができないんです。大抵はもっと幅が広いもの。)ねじで固定。


と書くと簡単に聞こえるんですが、私はほとんど何もしてなくて、夫が全部作業をしてくれました。



上の写真はフローリングのBEFORE写真。
私たちは家の中では靴をはかない生活をしているんですが、やっぱり長年の汚れというか、床全体がちょっとグレーがかっている感じ。



こちらではいろんな種類の工具と言うか、機械がレンタルできるので、フロアバファーというカーペットクリーナーをもっとパワフルにした感じの機械と、スクリーン(スクリーンは買い取り)を借りてきました。



端っこに近い部分はハンドサンダーで研磨し、その後は入念にほこりをふきとって、それからウレタン塗装。
3層塗装をしたんだけど、塗装と塗装の間に紙やすりで傷をつけ、ほこりをタッククロスでふき取ります。



4日目の朝にやっと終了!
ものすごーーーーーく大変な作業(難しくはないんだけど、手間がかかる!)だったけれど、できあがりを見たら、やっぱりやってよかったーーーーって思えるんですよね。
引っ越してきたばっかりの頃に2階のフローリングを塗装しなおして、2階に行くたびに「あー、このフローリング素敵!」って思ってたので、冬が来る前に1階のもできて、ほんとによかった。


48時間乾燥させてから、家具を戻します。
ふぅ。