中国旅行十一日目

寝台列車新疆ウイグル自治区にあるトルファンへ。朝早く到着しました。

敦煌からもう少し西に向かった場所にあるトルファン敦煌の砂漠よりは石っころみたいなのが多く、色もグレーがかってる感じがします。
でも砂漠なので周りにはなにもない。道もまーっすぐ。
バスの中から、トラックに積まれた羊さんを見かける。「ドナドナドーナ、ドーナー♪」と心の中で思ってしまった。


新疆ウイグル自治区は一応北京時間を使っているものの、地元の人は二時間遅れで生活しているらしいです。
そりゃそうだよな。北京からあんなに離れているのに時差がないなんておかしいもん。
だから朝は8時ごろから始まって、夜も遅くまでにぎわっているみたいです。


ここまで来ると漢民族がとても少なくて、ウイグル民族のほうが多いので見るモノが新鮮。
左上の写真は墓地です。モスクみたいな形になってますね。
右上の写真は葡萄畑。敦煌にあったのと同じ形の葡萄を干す建物もあります。
左下の写真。これは新築の住宅。北京や西安などの他の都市でもたくさん見かけたんですが、屋根にソーラーパネルを設置している建物がとてもたくさんありました。タンクみたいなのがついてるので、多分これは温水を作るためのものなんでしょう。
右下のはいわゆるシェールガスを発掘している様子。たくさんクレーンが設置されてました。ガイドさんによると、石油関係の仕事がたくさんあるので、経済的にはまぁまぁ潤っているらしいです。それで新興住宅がたくさん建てられているんだって。


バスで少し走ると急に地形が変わって、ここが火焔山と呼ばれるところらしいです。

写真で見るよりも、実物のほうが圧倒されます。ほんとにすごい!
ガイドさんによると新疆ウイグル自治区の南部にあるモノのほうがもっとすごいらしいです。カシュガルとかあっちのほう。

水のあるところには緑が。

それからベゼクリク千仏洞へ。こちらの壁画は敦煌莫高窟ほどではなかったです。損傷度が高いと言うか。イスラム教徒に破壊された他、欧米諸国や日本などに持って行かれたそうです。
洞窟の中は撮影禁止なので、壁画の写真はありません。


地元の人が行く市場(バザール)にもちょっと足を伸ばしてみました。

スパイス類や乾物が多かったです。


午後からは交河故城へ。


遅くまで明るいのでおかしな気分。
遅めの晩御飯で(北京時間で8時でも現地の感覚では6時なのです)今日はおしまい。